快適な入浴環境確保のため浴室リフォームは重要!ポイントや注意点を解説

心身共にリラックスできるお風呂タイム、快適な入浴を楽しみたいものです。しかし、家の浴室は寒く薄暗いなど、浴室に悩みを持つ方も多いようです。実際にリフォームするとなると、どのような浴槽やシャワーを選べばよいか・費用はどうなるかなど、検討事項がたくさん出てきます。

今回は、浴室のリフォームについて知っておくと便利な情報をご紹介します。

浴室の主役・バスタブの法定耐用年数

一般的に浴室のリフォームは、どのくらいのサイクルで必要になるのか気になりませんか。バスタブをはじめ浴室については、国税庁の減価償却の法定耐用年数では、建物と同様とされています。たとえば、木造住宅にある浴室の法定耐用年数は、22年です。

浴室リフォームの目安時期

実際にはそれぞれの浴室により、環境も使用頻度も違ってくるので、劣化速度が違います。早いものでは15年ほどで交換が必要になるケースもあり、15年くらいから22年が浴室リフォームの目安といえるでしょう。

1日の疲れをとり、明日の元気をたくわえる、快適なお風呂時間を確保するためにも、適宜浴室のリフォームはおすすめです。

浴室の種類

日本のように湯船に浸かる入浴スタイルは、世界でも独特です。リラックスできるユニークなバスタブは、年々進化し発売されています。脚が伸ばせたり、思いっきり浴槽に寄りかかれたり、ジェットバス機能まで備わったバスタブが人気です。

浴室を大別すると、「ユニットバス」と「在来浴室」の2種類です。以下でそれぞれの特徴を説明します。

2-1.ユニットバス

集合住宅を中心に一般住宅にも普及しているユニットバスは、工場で生産されたパーツを、各家庭の浴室で組み立てるため工期が短く、比較的費用も安価で済むでしょう。そのためオリジナリティーあふれる浴室にするのは難しい面もありますが、バスタブやタイルのカラーなどのカラーなど、選べる部分もあります。

また、ユニットバスはサイズがあり、狭いスペースでも設置可能で、お湯の保温性は優れています。

在来浴室

在来浴室とは、主に一戸建てに設置されるオーダーメイドの浴室です。壁や床をコンクリートで造り、タイルを張り、浴槽を設置します。壁や床の表面を好みの柄や好きな色のタイルで仕上げた、オリジナリティーあふれるタイプです。檜や杉を使った木調の浴室も作ることが可能です。

在来浴室は、シャワーの種類や窓の形や位置から床や壁の素材まで、すべて自分好みにできます。

リフォームが必要となるきざし

浴室のリフォーム時期は、耐用年数が目安になります。一方で、それよりも早くリフォームが必要となるケースもあります。以下で浴室が傷み、リフォームが必要となる代表的な現象とは、どのようなものかご紹介しましょう。

浴槽や洗い場のヒビ割れ

一体成型された樹脂製の浴槽のヒビは、交換時期の目印です。ヒビがあってもお湯が漏れなければよいのですが、ヒビが現れるのは樹脂の劣化が進行していて、お湯が漏れるまでヒビが広がると、入浴できなくなることもあります。

また、洗い場に発生するヒビ割れは、お湯が床下に漏れることもあり、リフォームが必要になるきざしです。水が染みこまないレベルの細かいヒビでも、水分が浸食し続け、ヒビが拡大し、水漏れの可能性が高まります。

サビの出現

ユニットバスを支える外部の金具が錆びていると、水漏れの可能性があります。また、在来浴室の壁や金属製の用具に赤サビが見られると、浴槽や浴室の各部分の劣化が進行していることもあるでしょう。これを放っておくと水漏れ事故になり、土台や柱や壁の被害に発展するリスクがあります。浴室内で赤サビを発見したら、専門業者の点検がおすすめです。

シャワーやカランの水が止まらない

シャワーや水道のレバーをしっかりと閉じても、シャワーやカランから水がポタポタと出るような場合は、蛇口のパッキンが劣化しているケースもありますが、浴室やユニットバス全体の水漏れのリスクも想定されます。ここでも専門家の点検が必要です。

温度調節がうまくいかない

最近の浴室は、コンピューターの組み込まれた給湯システムが使用されており、コンピューターでお湯の温度や入浴のタイミングを調節しています。

温度調節がスムーズにいかないときは、パネルの交換で解決する場合もありますが、全体的なメンテナンスやユニットバスの交換を行う必要がある場合もあります。

浴室リフォームは業者選びが重要

浴室のリフォームは、専門的な知識が必要になることも多く、簡単に理解しにくい部分が多くあります。しかし、浴室については希望する項目が多くあるだけに、何でも相談できるリフォーム業者選びが重要になってきます。

追加工事が発生することも

建物のリフォームでは、解体してから隠れていた部分に瑕疵が発見されることもあり、追加工事になることもあります。

浴室リフォームにおいても、追加工事が発生することもあります。たとえば、タイル張りの在来浴室をリフォームする際、タイルをはがしてみるとシロアリが発生していたり、水漏れで木の部分が腐っていたりするといったことも想定し、追加工事についても事前に取り決めしておきましょう。

工事期間は短めがよい

多くの方は、ほぼ毎日入浴するのではないでしょうか。それだけに、浴室のリフォームが長引くと、銭湯などへ通う期間が長くなり、余分な費用がかさみます。ユニットバスなどは1日で交換できますが、在来浴室は工事の内容により、工事期間が長期化することもあるでしょう。

その期間、シャワーだけでも使用できるように対策するなど、応急対応が可能となるように、よく工事計画を相談しておきましょう。

補助金に詳しい業者はおすすめ

浴室のリフォームについては、国や市町村など自治体から補助金が出るケースもあります。補助金については、細かい規制があるだけに、補助金について詳しい業者がおすすめです。また、補助金の申請には必要になる書類も多く、業者の協力が欠かせないので、補助金に詳しい業者選びが重要です。

まとめ

入浴は心身共にリラックスでき、ホッとできる貴重なひと時です。そんな浴室ですが、毎日お湯を扱う場所だけに気付かぬうちに劣化しています。一方で、バスタブはじめ入浴用設備は急速に進歩し、リフォームすることでいっそうリラックスできるお風呂も楽しめるでしょう。

浴室のリフォームは費用がかかる改修のため、信頼できる業者選びは欠かせません。「有限会社白石工務店」は浴室のリフォーム実績が豊富で、さまざまなお悩みを解消させていただくことが可能です。ぜひ一度、お気軽にご相談くださいませ。

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